【ポケモンEm】孵化乱数 徹底解説 & 自動化

 

1.はじめに

この記事は Pokémon Past Generation Advent Calendar 2023 の129日目の記事です。

今回の記事はバトルフロンティアや、対戦用の理想個体を用意する場合に避けては通れない要素、「孵化乱数」の解説となります。3世代で高個体値のポケモンを調達するに野生乱数、固定乱数等色々ありますが、一番利用する機会が多いのは孵化乱数になると思います。

実機で孵化乱数を行った方には分かると思いますが、1F単位のフレーム合わせ、高個体値メタモンの捕獲、methodズレなど様々な要因が重なり、プレイヤーへの負担が大きいです。

今回は孵化乱数一連の作業の解説と共に、各行程ごとの自動化プログラムを紹介していきます。「シンクロラルトス調達」→「孵化用メタモン調達」→(ひらいしん要員、ほのおのからだ要員調達)→「メソズレ破壊BVSeed保存」→「性格値乱数」→「個体値乱数」が実際に孵化乱数を成功させるまでの基本的な流れです。

孵化乱数の記事は古いやり方のものと混在していますが、ここでは最新のやり方を紹介しています。野生乱数や絵画Seed、BV保存などを理解している人間向けの解説です。なお、自動化環境があった方が楽ですが、全て手動でも対応可能です。

 

2.シンクロ要員集め

こちらの作業は必須ではありませんが、野生乱数を効率化する場合は重要となってきます。孵化乱数では野生乱数で高個体値のメタモンを捕獲する必要があるので、シンクロ要員を集めておくと、これからの作業が楽になります。

 

特性「シンクロ」の効果について

先頭に特性「シンクロ」を持つポケモンを配置(瀕死でも可)すると、野生ポケモンの個体の候補が増え、加えて特定の1フレームに依存せず、複数のフレームで目的の個体を狙えるため、野生乱数の成功率が向上します。

6Vメタモンで例を挙げてみましょう。下の画像は3genSearchの「個体逆算」タブで6Vメタモンの個体を検索した時のものです。このタブではエメラルドで存在し得る個体を検索することができます。

いくつかの個体が出力されていますが、全て「先頭の特性」がシンクロになっているのが分かると思います。このように、野生乱数ではシンクロを使わないと高個体のポケモンが出現しないパターンが多々見られます。

 

また、野生乱数は基本的に1F合わせが求められますが、シンクロ要員を配置した場合は複数のフレームで目的の個体を出現させることもできます。Emは1F合わせが大変なので、こちらも地味に嬉しいです。

 

シンクロ要員の調達

野生乱数においてはシンクロ要員が重要ということが伝わったと思いますので、実際の調達方法について紹介します。

シンクロ要員を調達する方法はFRLGでケーシィをコインと交換して輸送したり、野生乱数でネイティやケーシィを捕獲する方法もありますが、シンクロ要員として優秀なラルトスがお勧めです。ラルトスは自主退場技である「おきみやげ」を遺伝で覚えます。

野生乱数でBV保存法を利用する場合、エンカウント→フレームが合わなかったら逃げる...という工程を繰り返すことになりますが、戦闘開始時に捕獲要員を繰り出したいことを考えると、シンクロ要員は瀕死の方が都合が良いです。相手の攻撃で倒してくれるのを待つのも面倒なので、自主退場技でサクッと瀕死になるのが、スマートだと言えます。回転率を上げるためにも、ぜひ「おきみやげラルトス」を使いましょう。

「おきみやげ」はドガースやベトベターから遺伝できますが、ヨマワルを経由させることで「くろいまなざし」も遺伝できます。「ちょうはつ」があれば十分かもしれませんが、せっかくなのでフル遺伝を目指しましょう。

一例としては、Lv49ドガース♂×ヨマワル♀で産まれたヨマワル♂(おきみやげ遺伝)をLv45まで育成して「くろいまなざし」を習得。このLv45ヨマワル♂とラルトス♀で産まれたラルトス♂(おきみやげ&くろいまなざし遺伝)をLv41まで上げて「さいみんじゅつ」を習得。更にわざマシンで「ちょうはつ」を覚えることで、遺伝ワザ盛り沢山のラルトスを♂親にしました。

レベル技の遺伝には両親が習得していることが条件となりますので、「さいみんじゅつ」を遺伝させる場合は♀親にも習得させましょう。また、タマゴを見つけやすくするために、♀親はID違いのラルトスにすると良いです。

注意点としては育て屋のポケモンがレベルアップで技を覚える場合、上の技から上書きされてしまうので、最後のレベルわざを覚えるLv46まで上げておきましょう

両親を用意できたら、育て屋にタマゴが出来る組み合わせで預けます。「メタモン×ラルトス」<「ラルトス♂×ラルトス♀(親同一)」<「ラルトス♂×ラルトス♀(親違い)」の順番にタマゴが出来やすくなるので、可能であれば別のデータから親違いのラルトスを輸送すると効率が良くなります。その後、便利ボタンに「マッハ自転車」を登録し、手持ちを「ほのおのからだ」or「マグマのよろい」所持のポケモンのみにします。

事前準備が終わったら、実際の孵化の作業に入ります。手動向けと自動化向けの双方の手法を書いたので、自分の環境に合ったやり方を選択して下さい。

 

手動の場合

孵化ロードでひたすらタマゴ受け取り&ひたすら孵化させるだけです。かなり地味な作業ですので、アニメでも見ながら行うと精神衛生上よろしいです。

 

自動化の場合

手動だと苦痛という方に向けて「育て屋爺からタマゴ受け取り」 →「孵化」 → 「ボックスに全預け」までを自動で行うプログラムも用意しました。こちらはGC自動化の導入が必要です。(自動化導入の参考記事はこちら

以下の写真のように孵化ロードに横軸を合わせて、プログラムを実行してください。

手持ちに「ほのおのからだ」または「マグマのよろい」を持つポケモンを編成し、ID違いのラルトスを預けた場合は100匹孵化させるのに4時間程度で終わります。

 

ポケモンボックスで整理

ボックスがラルトスで溢れかえるので、ポケモンボックスの検索機能を活用しながら、整理すると良いです。

 

全性格のシンクロ要員を引けていない場合は、「同じ性格でトレースの♀親に‘かわらずのいし’を持たせる」、「性格値乱数する」、「もう一度プログラムを実行する」などして全性格をコンプリートを目指しましょう。対戦に使われない性格は無視しても良いですが、全性格が揃っていると気持ちがアガります。

 

3.孵化用メタモン捕獲

孵化乱数をする場合はわざ遺伝を狙う場合などを除いて、基本的にメタモン&目的のポケモンの組み合わせになります。通常、タマゴを作るには同じタマゴグループ同士の組み合わせが必要ですが、メタモンは例外的に多くのポケモンとタマゴを作ることができるため、孵化乱数では汎用性の高い親として重宝されます。

また、3世代の孵化は両親いずれかの個体値からランダムに最大3箇所遺伝します。どちらの親から遺伝するかは乱数によって決まりますが、高個体値のメタモンを用意して、メタモン側からのみ個体値を遺伝させれば、もう一方のポケモンの個体値を気にせずに済むため、作業が楽になります。そのため、「6V」「5VA0」など、目的の個体に応じた高個体のメタモンを用意しておくことが、孵化乱数の基本です。

メタモンからの遺伝で済ませる場合は、求められる個体値のハードルも上がりますので、絵画SeedやBV保存を利用して、メタモンを捕獲するのが手っ取り早いです。

 

メタモンの個体検索

孵化用メタモンの探し方ですが、夜綱様が公開している3gensearchを利用して検索します。(ツールのDL先はコチラ

今回は「4.メソッドズレ破壊BVSeedの保存」で紹介する「① 6V、5VA0...」のBVSeedを使って、6Vを孵化するために必要なメタモンを検索します。あくまで例ですので、皆さんは目標としている個体に置き換えて検索しましょう。

こちらのSeedは場合は前親からACDが遺伝するため、6V孵化のために必要なメタモンの個体値は「x-31-x-31-31-x」となります。「x」は遺伝しない個体値なので、何でもいいです。

また、孵化乱数ではメタモンに「かわらずのいし」を持たせることで、性格を確率で遺伝させることができます。今回は「いじっぱり」の性格で孵化させたいので、「いじっぱり x-31-x-31-31-x」を満たすメタモンが必要となります。

 

メタモンの野生乱数

必要なメタモンの個体値が分かったので、野生乱数でメタモンを捕獲します。メタモンはクリア後の「さばくのちかどう」に出現します。

GC自動化を使う場合と、手動で乱数する場合で効率の良いやり方が変わってくると思うので、それぞれの方法を紹介します。

 

絵画Seed+BV保存を利用して手動で乱数する場合

絵画Seedを保存する方法です。BVを保存する手間はありますが、NPC消費に悩む必要がないので、基本的にはこちらの方法になると思います。手動の場合と書きつつも、自動化でもBVを使った方が早いかもしれません。(自動化ならBVSeed保存自動化RSE固定・野生乱数自動化で楽できます。)

今回は「いじっぱり x-31-x-31-31-x」のメタモンが必要なので、最低限必要な待機時間を確保しつつ、3gensearchの「野生」タブでメタモンを検索します。目標の個体値、性格に加え下記の設定にして、個体を検索しました。絵画選択からバトルファクトリー等に移動する必要があるので、通常待機は6000F以上は確保すると良いです。

F(絵画待機):1000F ~ 3000F
F(通常待機):6000F ~ 10000F
method:method2
特性:シンクロ いじっぱり

絵画Seed  0x528、7984F以降で出現する「いじっぱり 3-31-2-31-31-15」のメタモンが最も待機時間が短いので、こちらの個体を狙うことにします。

目標の絵画Seedを保存してから、目的のメタモンを捕獲するまでの流れはこの辺の記事を参考にしてみて下さい。なお、メタモン用のBVとは別に孵化乱数用のBVを保存する工程があるので、メタモンを捕獲するカセットは別途用意しておくのが賢い選択です。

 

自動化で絵画選択から「さばくのちかどう」へ向かう場合

通常であれば絵画選択から「さばくのちかどう」まで移動すると、NPC消費でかなりSeedがズレますが、自動化であればそれなりに安定します。それでも何度かやり直すことになると思いますので、待機時間が短い絵画Seedを設定して、試行回数を稼ぎましょう。

絵画を最速で選択した場合の絵画Seedは0x345(837F)、絵画選択から「さばくのちかどう」に移動して、最速野生エンカウントした場合は約3200Fの個体が出現しますので、これらの待機時間より余裕を持たせる必要があります。

今回は「いじっぱり x-31-x-31-31-x」のメタモンが必要なので、最低限必要な待機時間を確保しつつ、3gensearchの「野生」タブでメタモンを検索します。目標の個体値、性格に加え下記の設定にして、個体を検索しました。

F(絵画待機):850F ~ 3000F
F(通常待機):3250F ~ 6000F
method:method2
特性:シンクロ いじっぱり

絵画Seed 0x411、4255F以降で「いじっぱり 9-31-5-31-31-7」の孵化用メタモンが検索見つかったので、こちらの個体を狙って野生乱数を行います。

目標の個体が決まった後は、NX Macro Controllerで下記のプログラムを開き、絵画と個体選択フレームをNXマクロ内の変数「Frame1」、「Frame2」に代入して実行します。

実行場所はミナモシティのコンテスト会場です。絵画の前でレポートを書いてプログラムを実行します。初期設定では、目的以外の個体を引くとリセットされるため、調整段階ではコマンドを変える or プログラムを停止させるなどして、対応する必要があります。目的の個体が引けたらステータスの画像(H-A-Bの3値)を差し替えて、共有していただけると嬉しいです。1試行あたり、2分程度ですので、そこまで苦にならないかなとは思います。

 

手持ちは1匹目に「ひんしのシンクロ要員」、2匹目に「一番上の技が攻撃技以外の捕捉率255のポケモン」、3匹目に「一番上の技がそらをとぶのポケモン」にします。

深刻な問題として、5個体分のプログラムしか作れていませんので、他の個体用のプログラムに調整して、共有していただける方を募集中です。NPC消費を抑えるためにメニューを開きながら移動したり、exeファイルでメタモンの実数値を指定できるようにいつか改善するつもりですが、モチベーションがあまりないので、気長に待って下さい。

なお、メタモンは「へんしん」を使った場合、捕捉率も同じになるため、捕捉率255のポケモンに変身させた後に捕獲します。ジグザグマ、ケムッソなど捕捉率255のポケモンに変身させて、リピートボールを使うことで、確実に捕獲することができます。自動化する場合はステータス画面で乱数成功の可否を判断しますので、一番上の技は攻撃技にしないようにして下さい。

目的の個体を捕獲するまでループしますが、うまくSeedが合わない場合は待機時間を調整します。また、画像認識がうまくいかないという方は画像の閾値を調整する変数の「Threshold」を0.05程度下げてみると良いです。

 

4.メソッドズレ破壊BVSeedの保存

孵化の個体値乱数ではBV保存で取得したBVSeedを使うのが一般的です。(起動時から待機すると、長時間待機を強いられるため。)

この個体値乱数ではメソッドズレという現象が発生します。メソッドズレとは、個体が決定される際にタマゴ生成処理の割り込みが入ることで、本来のmethod1以外のメソッドにずれて、一部の個体値が再計算されてしまう現象です。

例えば、従来の孵化乱数で使われていた6V用の73780Fを使用した場合、method1を引けた場合は成功しますが、メソッドズレが発生してmethod2、method3を引いた場合は理想個体になりません。

そこで、method1,2,3全てで同じ個体が産まれるSeed(通称メソズレ破壊Seed)を使うことで、メソッドズレが発生しても目的の個体を狙うことができます。その中でも有用と思われる組み合わせを5つ紹介します。全て前親からの遺伝で完結でき、なおかつADSかACD遺伝の2パターンのどちらかから遺伝するSeedです。

対戦用個体を調達するのであれば6Vだけではなく、めざパも重要になってきますので、複数のカセットでそれぞれ別のBVSeedを保存しておくと便利です。

 

メソッドズレ破壊BVSeedの紹介

① 6V、5VA0、めざ草、SVめざ電、SVめざ地、SVめざ鋼、めざ悪、HBVめざ竜

1904814692 F(前親ACD遺伝)

絵画Seed 0x8E94 71600Fに該当

メソズレ破壊Seedの中で最もポピュラーなSeedです。6Vや5VA0の他に、めざ草・めざ電なども実現可能です。ちなみにA遺伝の6Vだと、他にADS遺伝(2442422992F)があります。めざパを考慮すると微妙ですが、S遺伝のBVSeedが欲しい方はそちらを使用するとよいです。メインデータに保存するBVSeedはこれで良いかと思います。

 

② めざ氷、AVめざ霊、CHVめざ電、AVめざ岩、SVめざ虫、HBVめざ超

64358357 F(前親ADS遺伝)

絵画Seed 0x4C19 233406Fに該当

需要の高いめざ氷用Seedです。前親A遺伝のめざ氷はこのSeedしかないので、複数孵化乱数用のカセットを用意する場合は、先ほどの6V用とコチラのSeedは確定と考えて良いと思います。めざ氷以外でも有用なめざ個体を実現可能です。

 

③ AVめざ飛、HBVめざ炎

2088547605 F(前親ACD遺伝)

絵画Seed 0x51B 110796Fに該当

上記2つでは不可能なめざ炎とAVめざ飛のためのSeedです。6VのSeedと遺伝先が同じのため、同じメタモンを利用できることがあるのが、嬉しいポイントです。

 

④ SVめざ飛

1705675016 F(前親ADS遺伝)

絵画Seed 0x774 296308Fに該当

対戦では需要の高いSVめざ飛です。30-30-30-30-30-31という条件のせいで、SVめざ飛専用のBVとなるので、用意するかはお好みです。複数あるSVめざ飛用Seedの中から何故このSeedなのかというと、ADS遺伝のため、②のめざ氷用BVを使っている場合、AVめざ虫用のメタモンに流用できます。遺伝箇所も同じなので、個体値も最低限で済みます。

 

⑤ AVめざ格、HAVめざ毒、SVめざ水

652712270 F(前親ADS遺伝)

絵画Seed 0x222A 312460Fに該当

実現できない残りのめざパを全て狙えるBVです。めざ格は辛うじて需要がありそうですが、こちらも用意するかは好みだと思います。めざ氷&SVめざ飛と同じ遺伝なので、メタモンを流用できるのが素晴らしいです。

もっとよい組合せ案があれば是非とも教えて下さい。メソズレ破壊Seedの検索ツールもあります。

 

BVSeedの保存

野生乱数でメタモンを捕獲した時と被りますが、絵画SeedをBV保存します。

手動の場合

それぞれのメソズレ破壊Seedに絵画選択時のSeedを記載しているので、そのSeedになるように絵画を選択→BV保存します。孵化乱数で何度も再生するBVのため、待機時間は可能な限り削りたいですが、再生から目標Seedまで1000F程度の余裕は確保しておきましょう。

 

自動化の場合

自動化できるのであれば、絵画Seedを自動で保存するプログラムを作成しているので、こちらを利用しましょう。せっかくの自動化なので、何度か試行して、孵化乱数時の待機時間を限界まで減らすのも良いと思います。

 

5.性格値乱数

メタモン捕獲、BV保存が終わったらようやく性格値乱数に入ります。乱数調整にはイタ電ツール(DL先)と3gensearchを使用します。

特性が「ほのおのからだ」または「マグマのよろい」のポケモン、「ひらいしん」のポケモンが手持ちにいない場合は用意しておいて下さい。前者は「マグマッグ」や「バクーダ」。後者は「サイホーン」や「ラクライ」などが持っています。

ポケナビ確認法(性格値)

Emの孵化は性格・特性などに関わる性格値と個体値の決定タイミングが異なります。性格値は「タマゴが出来るタイミング」、個体値は「タマゴを受け取るタイミング」となります。まず性格値乱数を行いますが、乱数に当たっては「ポケナビ確認法」を利用します。

エントリーコールは「ゲーム起動から10歩目」、育て屋のタマゴ生成判定は「親ポケモンを預けてから255歩目」に判定が行われるため、判定を同時に行われるように歩数調整し、エントリーコールをかけてきたトレーナーを確認して、タマゴの中身を特定するといった手法です。

コチラの動画でも分かりやすく解説されていますので、参考にしましょう。

 

事前準備

手持ちに特性が「ひらいしん」のポケモン、そらをとぶ要員、孵化したいポケモンの親となるポケモンを手持ちに入れて、以下の場所でゴールドスプレーを使います。

 

そのまま左に5歩歩いて、両親となるポケモンを預けます。先に預けたポケモンが「前親」、後に預けたポケモンが「後親」になります。個体値の遺伝に関わってくるので、間違えないように。本記事で紹介したメソッドズレ破壊Seedを使っているのであれば、メタモンが必ず前親になります。

屋外に出て、スプレーが切れるまで走り続けます。スプレーが切れたら、そこから一歩も動かずにサイユウシティ(リーグ側)に飛びます。ちなみに途中でエントリーコールされた場合はスプレーの残り歩数を減らす処理がスキップされるので、やり直す必要があります。

サイユウシティに移動したら、ひらいしん要員を先頭にして、その場から離れずにレポートを書きます。これで事前準備は完了です。特性が「ひらいしん」のポケモンを先頭に配置すると、エントリーコールがかかってくる割合が3割から6割に上がりますので、Seed特定を円滑に行うためには必須です。

 

実践

次に目標となる個体を3gensearchを使って調べます。「孵化」タブから、諸情報を入力し、目標の個体を検索します。個体が見つからない場合は差分やフレームを増やして再検索してみて下さい。

今回は3269F、差分36、性格値AAA59388の色個体を狙った時の記録を使って解説します。なお、裏IDが特定出来ていない場合は色個体を検索できません。

 

手動の場合

リセットと同時にタイマーを起動し、9歩下に移動した位置でメニューを開きます。

次に差分の消費を行います。差分36から20(基本の初期差分。ラティアス or ラティオスが徘徊している場合は21)を引きます。残り16を下記の2つの方法で消費します。

① 図鑑、ポケモン、バッグなどメニュー画面から開けるものを開いて閉じる:+3
② ①をやった後にメニュー画面を閉じる:+1

たとえば、バッグを開く(+3)を 4回(+12)→ メニュー画面を閉じる(+1)を 4回で、合計16消費となり、ちょうど消費することができます。うまく消費できない場合は、別のSeedを狙いましょう。

差分の消費が終わったら、メニューを開いた状態で下入力したまま待機し、タイマーが0になる瞬間にBを長押しします。こうすることで、メニューが閉じた瞬間に最速で1歩下に移動することができます。

注意点として、メニューを開かずに約2000F放置していると、フィールドで消費が入り、想定している差分が引けない可能性があるので、メニューを開いた状態で待機するようにしましょう。

 

自動化の場合

自動化する場合は以下のGoogleドライブに保存されている「Em孵化 性格値乱数自動化.nxc」をNX Macro Controllerで動かして、乱数調整していきます。自動化ありの手法を解説しますが、実機でも問題なくできます。

自動化であれば、消費する差分はC#スクリプトで自動で計算してくれますので、現在の差分と目的の差分を入力するだけで問題ありません。ツール側で準備が終わったらプログラムを実行します。差分消費とフレーム合わせまで全て自動でやってくれます。

イタ電ツールで出た結果を変数に代入します。修正箇所は以下の3つとなります。
・「Var CurrentDifference→ OPを連打してゲームを始めた時の差分。基本は20でラティが徘徊していると、さらに+1。
・「Var TargetDifference→ 目的の差分。ちょうど消費できない場合、ログでエラーが出てプログラムが停止されます。
・「Var Frame→ 目的のフレーム。差分を消費しきれない場合、ログでエラーが出てプログラムが停止されます。

 

手動自動化 共通

エントリーコールがかかってきた場合はトレーナー名を確認します。着信なしの場合は待機時間を若干増減させて、まずはどのSeedを引けているのかイタ電ツールを使って特定します。

トレーナーが見つからない場合は、エントリーコールの登録状況がツールの設定と異なる場合が考えられます。その場合は設定から登録リストのチェックを外して、リンクさせる必要があります。登録人数は多ければ多いほど特定しやすくなるので、不足があればエントリーコール登録リストを見ながら、最大である84人まで登録させると良いです。

また、移動中になつき消費が発生した場合も差分がズレます。手持ちのポケモンの数だけ差分が増えるので、謎差分を引いた場合は恐らくコレが原因です。

イタ電ツールの結果と一致しなかった場合は、待機時間を調整します。イタ電ツールの結果と合えば、差分を間違っていない限り、目標の性格値で固定できています。

※ 「エリートトレーナーのユウスケ」はエントリーコールをしてこないので、着信なしに置き換えて考えて下さい。

 

6.個体値乱数

ポケナビ確認法(個体値)

性格値乱数が完了したら、個体値乱数に移ります。性格値乱数と同様にポケナビ確認法を使用します。

1904814692Fに該当するメソズレ破壊Seedを目標として、6Vのイーブイを狙った際の記録を例にして解説します。個体値乱数のポケナビ確認法は、9步目で卵を受け取った後、1歩だけ動いてエントリーコールを受けることで卵を孵化せずに中身を確認できます。

性格値乱数と違って、確実に成功する代物ではありませんが、エントリーコールの結果と照らし合わせれば大きくSeedがズレることはありませんので、試行ごとに孵化させるよりは効率的だと思います。

イタ電ツールのBlankは受け取ったタマゴの個体値が決定されてから、1歩移動してエントリーコールがかかってくるまでのフレームの差となり、初回は特定作業が必要ですので、とりあえず初期設定の「20」にしておきましょう。

 

事前準備

まず、特性が「ひらいしん」のポケモンを先頭にして、「ほのおのからだ」または「マグマのよろい」のポケモンを手持ちに入れておき、育て屋爺さんから9歩右に離れた場所でレポートを書きます。レポートを書いたら、ゲーム起動10歩目のエントリーコール判定させるため、一度リセットします。

 

実践

事前準備完了できたら、育て屋爺からタマゴを受け取ります。

 

手動の場合

手動の場合はタイマーを用意し、9歩左に歩いたあとにBVを流すと同時にタイマー起動、育て屋爺に話しかけ、「だいじにそだてなさいよ!」の画面で待機。その後、タイマーが0になる瞬間に下入力をしながら、Bを長押しして会話を終了します。下入力をしておくことで、会話終了直後にエントリーコールの判定を発生させることができます。

 

自動化の場合

自動化する場合は以下のGoogleドライブに保存されている「Em孵化 個体値乱数自動化.nxc」を使います。

自動化の場合はフレーム等の情報を変数に代入して、プログラムを実行します。プログラムを使用した場合は、「タマゴ受け取り」 → 「孵化」 → 「ステータス画面を表示」まで自動で行ってくれます。

 

手動自動化 共通

上記の設定で私が試した際は「かいじゅうマニアのトシオ」からエントリーコールされました。個体値のズレを特定するために、タマゴを孵化して個体値のズレを特定します。エントリーコールされなかった場合は、フレームをずらして、再度タマゴを受け取って下さい。

Blankが既に特定できており、大体のSeedがわかっている場合は孵化させずにイタ電ツールの個体値タブから、エントリーコールのトレーナー名のみで待機時間を調整してもよいです。この方法は2回目以降に基本となる調整法です。

次に孵化したポケモンのレベルを上げて、個体値を特定します。好みの個体値カリキュレーターを使いましょう。努力値が入ると面倒なので、ふしぎなアメがあると望ましいです。

 

レベル上げで個体値を特定した結果、今回は目標より-6F前の個体を引いたため、待機時間を6F分増やします。

 

次に、個体値とエントリーコールのズレを元に、Blankを「26」に補正します。個体値とエントリーコールしてきたトレーナーが一致させると、「ピクニックガールのコズエ」から着信がくれば6Vを引けたことが分かります。Blankは環境によって変わってくると思いますので、各自で必ず特定しましょう。

 

無事に対象トレーナーからエントリーコールされ、タマゴを割って目的の個体値を引ければ孵化乱数完了です。お疲れ様でした。

ちなみに個体値乱数はタマゴ生成時の割り込みで、目標の個体だけ引けず、±1Fを彷徨い続ける場合があります。その際は別のSeedで性格値乱数からやり直す、かわらずのいしを使わないなど、色々と試してみましょう。

 

7.『かえったばしょ』へのこだわり

通常、個体値乱数が終われば、孵化させるだけですが、この世にはタマゴの「かえったばしょ」にこだわる特殊な人間が存在します。

 

おもいでのとう イワーク

 

ゴージャスリゾート タマタマ

 

りゅうせいのたき ダンバル

個体値乱数で目標のトレーナーから着信が来れば、個体値はだいたい合っているため、FRLGに輸送して孵化させることもできます。

 

手動の場合

輸送して孵化させるだけです。FRLGだと「ほのおのからだ」、「マグマのよろい」が無効、長めの孵化ロードがない、自転車が遅いなど、Emと比べると色々と大変です。

 

自動化の場合

任意マップで孵化作業を自動化するプログラムです。Em用とFRLG用でそれぞれ作成しています。

デフォルトでは左右に1秒程度往復しますが、各自で縦移動 or 秒数変更しても問題ありません。野生エンカがあるマップで使う場合、ゴールドスプレーを使ってからプログラムを実行して下さい。

 

8.おわりに

シンクロラルトス集めから、孵化自動化までの一連の作業を自動化させるのはさすがに疲れましたが、需要はあるかなと思います。3世代の面倒な作業はここ数ヶ月で、かなり自動化できるようになったと思います。

3世代自動化鯖

また、最近ではGC自動化の導入や、3世代の自動化プログラムを共有するdiscordのサーバーが作られました。

・ 3世代の自動化に興味がある方
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