【ポケモンRSE】コンテスト周回によるゴージャスボール自動回収

 

1.はじめに

この記事は Pokémon Past Generation Advent Calendar 2023 の115日目の記事です。

今回はポケモンRSEのコンテスト周回によるゴージャスボールの自動回収についての紹介となります。

ポケモン3世代では、ゴージャスボールは非売品になっており、入手方法が限られています。RSEにおいてはマスターランクのリボンを既に持っているポケモンが同部門のマスターランクを優勝すると、ゴージャスボールを貰うことができます。

以前の記事ではEm単体であれば、トレーナーヒル周回を利用したゴージャスボール集めが最も効率的であると紹介いたしましたが、特定のカードe+を所持しつつ、自動化環境も導入しているプレイヤーがいるわけありませんでしたので、今回はコンテスト周回マクロをご紹介します。

 

 

1回あたりの所要時間は約7分30秒となり、あまり効率はよくありません。回収しやすいFRLGから輸送する方法もありますが、手作業で1つ1つ交換するのは苦行ですし、ポケモンボックス利用で輸送する場合は100種類以上のポケモンを捕獲する必要がありますので、目標の個体のためにID調整したデータだとすぐに利用できません。そのため、RS、Em、FRLGそれぞれで集めるのがベストだと考えております。200個のゴジャボをEmで用意するとしたら、私なら交換する手間よりも1日放置を選びます。

 

 

 

2.コンテストで使用するポケモン

まず、どのポケモンを使用する場合でも必要なコンディションは最高まで上げましょう。1次審査は確実に稼げる部分ですので、コンディションが勝率に直結します。

1次審査で影響するコンディションは、コンテストの区分(かっこよさなど)と、その両隣&けづやの高さが影響します。例えばかしこさコンテストで影響するのは、「かしこさ」、「かわいさ」、「たくましさ」、「けづや」となります。

 

 

食べさせるポロックを決める際には、かけるさん作成のポロックシミュレーター改ポロック大百科 補巻が参考になると思います。全コンディションをMAXにする必要はありませんが、ドーブルを使う場合はMAXにさせておくと、融通が効くかもしれません。ちなみにコンディションが上限値255に達した場合はバンダナを持たせても効果はないです。

 

以下、使用ポケモンの解説です。RSEのコンテストといえばカゲボウズが強い印象があるかもしれませんが、妨害耐性が低く、みちづれを止められるだけで厳しい状況になりますので、安定性重視でほかの案を考えました。全てコンボ技を2回繰り返して、最後に爆発・道連れ系の技でアピールする構成となっております。勝率98%以上のほぼ負けることがなかったポケモンを数匹紹介しますので、各々のニーズに合わせて選択していただければと思います。

 

①ドーブル(かしこさ)

勝率100%(50/50)

「めいそう」→「サイコブースト」→「めいそう」→「サイコブースト」→「みちづれ」

 

おそらく結論です。「めいそう」→「サイコブースト」はコンボ技となっており、コンボが成功するとサイコブーストの基本ポイント「6」が倍になり、一度に「12」ポイント(+部門一致ボーナス1)を稼ぐことができます。ついでに「めいそう」は妨害を一度だけ防ぐ効果もあります。「みちづれ」は使用すると、最終ターンまでアピールができなくなりますので、5ターン目で使用します。こちらも基本ポイントが「8」とかなり優秀です。かしこさ部門は妨害が多めにも関わらず、かなり安定感がありました。

 

②ソルロック(うつくしさ)

勝率98%(49/50)

「にほんばれ」→「オーバーヒート」→「にほんばれ」→「オーバーヒート」→「だいばくはつ」

 

サイコブーストがないという方のために考えた案の1つです。晴れオバヒコンボで、ドーブルとやってることは同じようなものですが、「にほんばれ」は「めいそう」と比較して、安定性は劣ります。それでも勝率は98%と悪くないです。この技構成はミュウやドーブルを除けば、バクーダ、コータスでも達成できます。うつくしさ部門は妨害技が少めな印象です。

 

➂レジロック(うつくしさ)

勝率98%(49/50)

「ほのおのパンチ」→「れいとうパンチ」→「ほのおのパンチ」→「れいとうパンチ」→「だいばくはつ」

 

基本ポイントが高いパンチパンチのコンボです。「ほのおのパンチ」のコンボ待機状態が解除されたとしても、「れいとうパンチ」→「ほのおのパンチ」がコンボになるのが、パンチパンチコンボの良いところです。レジロックは「だいばくはつ」をレベルアップで覚えるため、BPさえ用意できれば良いのが利点です。ゲンガー、ベトベトン、ウソッキー、ノズパス(爆発遺伝可)、カビゴン(爆発の代わりに自爆)など、この組み合わせが実現できるポケモンは多いです。

 

④オニゴーリ(うつくしさ)

勝率100%(50/50)

「こなゆき」→「ふぶき」→「こなゆき」→「ふぶき」→「だいばくはつ」

 

こちらも基本ポイントが高い「こなゆき」→「ふぶき」のコンボです。部門も技の効果もレジロックと同じですが、「ふぶき」→「こなゆき」はコンボにならないので、パンチパンチコンボの下位互換...のハズが勝率100%でした。1勝の違いなので、誤差のようなものかもしれません。

 

⑤ドーブル(たくましさ)

勝率100%(50/50)

「ロックオン」→「ばかぢから」→「ロックオン」→「ばかぢから」→「おきみやげ」

 

「ロックオン」→「ばかぢから」のコンボです。「ロックオン」はかしこさのアピール技のため、一致ボーナスがありませんが、素のポイントが高くあまり気になりません。「おきみやげ」のスケッチはダブルバトルで攻撃と特攻を6段階下げた状態で使用して、失敗させる必要があるので、少し面倒くさいですが、教え技もBPも使わなくていいのは嬉しいです。

 

⑥ドーブル(たくましさ)

勝率100%(50/50)

ホネブーメラン」→「ボーンラッシュ」→「ホネブーメラン」→「ボーンラッシュ」→「おきみやげ」

 

BPも「だいばくはつ」の技教えも余っていないという方は使いましょう。「ボーンラッシュ」→「ホネブーメラン」もコンボとなるので、パンチパンチコンボのたくましさ版と考えれば良いです。たくましさ部門は抜けて強いNPCがいないため、うつくしさ部門より安定するのかもしれません。

 

 

3.コンテスト周回マクロ

※ Nx Macro Controller用のマクロです。GC(GBA)自動化の導入はこちらの記事を参考にしましょう。

 

ゲームでの準備

マクロの実行にあたっては、ゲーム側においては以下の準備をして下さい。

・ 手持ちに1匹目コンテストで使用するポケモンを配置する。
・ ゲームボーイプレイヤーの画面設定を「フル」にする。
・ 設定で「はなしの はやさ」を「はやい」にする。

 

設定した数のゴジャボを自動で回収するNX用のマクロで、RS版とEm版の2種類用意しました。一応、RSコンテストは連射コンで「はかいこうせん」や「れんぞくぎり」連打でも周回可能ですが、勝率を上げたい場合はマクロを使用するとよいです。

マクロの開始位置はミナモシティのコンテスト会場の受付正面となります。

 

Nx Macro Controllerでの設定

・「Var LuxuryBall」でゴージャスボールの数を設定する。
・神絵師に絵画が上書きされるのを嫌う場合は、「Var Painting」をなしにする。
・「Var Contest」でコンテスト部門を設定する。
・Emの場合は「Var ContestRank」で初期のコンテストランクを設定する。

以下の設定が完了したら、マクロを実行します。Emの場合は初期のコンテストランクを設定することで、ランク解放まで自動で行ってくれます。

 

 

4.おわりに

106日目107日目と今回の3記事に渡って、Emのアイテム収集関連のマクロを紹介させていただきました。「ゴージャスボール」はコンテストマクロ(トレーナーヒルでも可)、「ふしぎなアメ」&「ポイントアップ」&「ピーピーマックス」はものひろい乱数マクロ、「えいようドリンク」はチューブ乱数マクロを使用すればよいです。ちなみに記事としては紹介されてませんが、ジュナリ神の「ハートウロコ」を集めるマクロもあったりします。これでEmの不足しがちなアイテム問題は解決できるのではないでしょうか。

ちなみにゴジャボについては、単純に数を稼ぎたいという場合、FRLGでアキホからもらうのが一番ですので、いつか記事にできればなぁと思います。